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9月版に続いて、10月版です。9月版と同じ方法で、2026年10月の1か月分を各社の公式データから集計し、付与日数で割った「1日平均」で比べ直しました。今回は9月版で取得できなかった松井証券も数値で入れて、8社の比較になっています。
・数値は各社公式サイトのスワップカレンダー/CSVの一次データ(2026年11月2日取得)
・単位は「1万通貨・買い・円」に統一(GMOのメキシコペソ円・ランド円は÷10、ヒロセの米ドル円・トルコリラ円・ランド円は×10)
・みんなのFX・LIGHT FXの表は「通常ペア」の値です(9月版と同じ。LIGHTペアは別表で載せています)
・アフィリエイト提携の有無で数値の順位・扱いを変えていません
この記事の比べ方
会社ごとに、10月分として集計される日数がそろいません。土日分をどの曜日にまとめて付与するか、月の初めと終わりで前後の月にまたがる日数をどう扱うかが違うためと考えられます。今回の集計では、付与日数は30〜34日分と会社によってずれていました。
そのため、単純な合計ではなく、合計額 ÷ 付与日数 = 1日平均で並べています。表の「30日換算」は、1日平均に30をかけた参考値です。
- みんなのFX・LIGHT FXは、公式ページの掲載範囲の関係で10月1日分を含みません(10/2〜10/30取引分、付与30日分)
- DMM FXは10/1〜10/30取引分で、付与日数の合計はトルコリラ円・メキシコペソ円・米ドル円が33日、ランド円が34日です。月の初めと終わりで、前後の月にまたがる付与日数が含まれるため、10月の暦日数(31日)を超えています
- 松井証券は10/1〜10/30取引分(22営業日)で、付与日数の列の合計は31日です
- ヒロセ通商・トライオートFXは公式データに付与日数の列がないため、同じ期間(10/1〜10/30取引分。土曜の10/31は0円)を集計した外為どっとコム(10/1〜10/31の31日分)と同じ31日分とみなして計算しています(推定)。表の数字は、この推定に左右されます
4通貨ペアの比較表(2026年10月・1日平均)
1万通貨・買いスワップ・1日あたりの平均(円)です。カッコ内は30日換算。
| FX会社 | TRY/JPY | MXN/JPY | ZAR/JPY | USD/JPY |
|---|---|---|---|---|
| みんなのFX(通常ペア) | 24.04(721) | 12.10(363) | 14.10(423) | 119.07(3,572) |
| LIGHT FX(通常ペア) | 24.04(721) | 12.10(363) | 14.10(423) | 120.07(3,602) |
| GMOクリック証券 FXネオ | 25.52(765) | 15.07(452) | 14.70(441) | 118.61(3,558) |
| ヒロセ通商 LION FX | 24.00(720) | 12.23(367) | 14.00(420) | 117.65(3,529) |
| DMM FX | 23.58(707) | 11.30(339) | 13.18(395) | 118.27(3,548) |
| 外為どっとコム 外貨ネクストネオ | 23.81(714) | 11.10(333) | 13.00(390) | 116.10(3,483) |
| トライオートFX | 24.54(736) | 15.19(456) | 14.66(440) | 125.39(3,762) |
| 松井証券 MATSUI FX | 23.97(719) | 10.65(319) | 12.55(376) | 112.32(3,370) |
この表(通常ペア)では、トルコリラ円とランド円はGMOクリック証券、メキシコペソ円と米ドル円はトライオートFXが最も高いという結果でした。ランド円は、GMOクリック証券(14.70円)とトライオートFX(14.66円)の差が0.04円しかなく、ほぼ同率です。なお、みんなのFXのLIGHTペアは、トルコリラ円(24.84円)とランド円(14.80円)で、この表のどの会社よりも高い値でした(詳しくは下の「LIGHTペアで見るとどうなるか」)。
トルコリラ円では、1日平均で見ても差は小さいです。1位と最下位の差は1日1.94円で、今の水準が続いたとして10万通貨を1年持ち続けた単純計算でも、約7,100円の差です。
通貨ペアごとに見てみる
TRY/JPY(トルコリラ円)
通常ペアでは、GMOクリック証券が1日平均25.52円で1位です。2位はトライオートFXの24.54円で、残りの6社は23.6〜24.0円の間にほぼ並んでいます。最下位はDMM FXの23.58円でした。
このブログで実際に使っているLIGHT FXの記録は、LIGHT FXのスワップを21ヶ月記録した実績記事にまとめています。含み損を差し引いた実質の数字も載せています。
MXN/JPY(メキシコペソ円)
トライオートFXが15.19円、GMOクリック証券が15.07円で、この2社が頭ひとつ抜けています。次いでヒロセ通商が12.23円、みんなのFX・LIGHT FXが12.10円で、DMM FX、外為どっとコム、松井証券は10〜11円台でした。最も高い会社と最も低い会社(松井証券の10.65円)で1日4.54円、約1.4倍の差があり、倍率で見ると4ペアの中では差が一番大きいです。
メキシコペソ円だけを詳しく見たい方は、メキシコペソ円のスワップポイント8社比較|1か月合計ランキング【2026年8月】もあわせてどうぞ。
ZAR/JPY(南アフリカランド円)
通常ペアでは、GMOクリック証券が14.70円、トライオートFXが14.66円で、ほぼ同率の1位です。みんなのFX・LIGHT FXが14.10円、ヒロセ通商が14.00円で続き、DMM FX、外為どっとコム、松井証券は12〜13円台でした。
GMOクリック証券のランド円は、9月版では11.05円で最下位でした。10月は14.70円で1位になっています。同じ会社でも、月が変わると順位が入れ替わることがあります。
USD/JPY(米ドル円)
比較の基準として入れています。トライオートFXの125.39円が最高で、残りは112〜120円の範囲でした。1万通貨で1日120円前後が続いたとして、単純計算では1年で約4万4千円になります。高金利通貨ばかり見ていると忘れがちですが、絶対額としてはかなり大きいスワップです。
なお、トライオートFXは付与日数を31日とみなした推定値です。実際の付与日数が違えば、数字は変わります。
LIGHTペアで見るとどうなるか
みんなのFXとLIGHT FXには、通常の通貨ペアのほかにLIGHTペアがあります。上の表は通常ペアで、9月版と同じ基準です。LIGHTペアの10月分(10/2〜10/30取引分、付与30日分)は次のとおりです。
| 会社(LIGHTペア) | TRY/JPY | MXN/JPY | ZAR/JPY | USD/JPY |
|---|---|---|---|---|
| みんなのFX | 24.84(745) | 15.02(451) | 14.80(444) | 119.07(3,572) |
| LIGHT FX | 24.14(724) | 12.87(386) | 14.20(426) | 120.07(3,602) |
通常ペアと比べると、トルコリラ円・メキシコペソ円・ランド円はどちらの会社も高く、米ドル円は同じ値です。同じトレイダーズ証券でも、みんなのFXとLIGHT FXでLIGHTペアの値が違う点は、LIGHTペアの違いを公式の数字で比べた記事に書いています。
10/22のトルコ中銀の利下げのあとは
トルコ中銀は10/22に政策金利を37%から36%に引き下げました(利下げの影響を整理した記事)。利下げの翌日から10/30までの6営業日(10/23〜10/30)で、トルコリラ円の1日あたりのスワップが下がった会社は、確認できた範囲ではありませんでした。
- DMM FX:1日24円(10/15から24円)
- みんなのFX(通常ペア):1日24円台
- トライオートFX:1日24.6円(10/19から24.6円)
ただ、これは10月末までの話です。11月以降にどう動くかは、来月の比較で確認します。
9月版から変わったこと
- 松井証券を数値で比べられるようになりました。 9月版は「要確認」でしたが、今回は公式の過去スワップのページから取得できました
- LIGHTペアの値を別表で載せました。 通常ペアの表は9月版と同じ基準のままです
- 通常ペアの表では、1位の顔ぶれは、トルコリラ円がGMO、メキシコペソ円と米ドル円がトライオートFXで変わりませんでした。ランド円は、9月のトライオートFXから、10月はGMOとほぼ同率(GMOがわずかに上)になりました
数字を見るときの注意
- 買いスワップだけで判断しない。 この記事で比べたのは買いスワップだけです。売りスワップとの開きは会社ごとに違うので、売りも使う方は各社の公式サイトで確認してください
- スワップは変動します。 この記事の数字は2026年10月の実績で、11月以降も同じとは限りません。金利情勢によっては、買いでも支払う側(逆スワップ)になることがあります
- 価格変動のほうがはるかに大きい。 トルコリラ円が1円動けば、1万通貨で1万円の評価損益が動きます。1日1〜2円のスワップ差より、資金管理とレバレッジのほうが結果を左右します
一言メモ
どの会社も差は小さいので、スワップの数字だけで1社に決めるより、複数の口座を開いておいて、そのときどきで有利な会社を使うのが現実的だと思っています。
まとめ
- 2026年10月の1日平均(通常ペア)では、トルコリラ円とランド円はGMOクリック証券、メキシコペソ円と米ドル円はトライオートFXが最も高かった
- みんなのFXのLIGHTペアは、トルコリラ円とランド円で、通常ペアの表のどの会社よりも高かった
- トルコリラ円は差が小さい。最大差は1日1.94円
- 同じ会社でも、月によって通貨ペアの順位は入れ替わる(GMOのランド円は9月が最下位、10月は1位)
- 10/22の利下げのあと、10/30までに1日あたりのトルコリラ円スワップが下がった会社は、確認できた範囲ではなかった
- 数字は毎月変わるので、最終的には各社の公式サイトで確認を
それでは、また次回!
不労所得に興味がある方、スワップ用に口座を増やしたい方はこちらもチェックしてみてください。
本記事の数値は、各社公式サイトに掲載されている2026年10月のスワップポイント実績を2026年11月2日に集計したものです。スワップポイントは日々変動するため、実際のお取引の際は必ず各社の最新情報をご確認ください。また本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の勧誘や投資助言を目的とするものではありません。FXは元本が保証されておらず、預託した証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
出典
- みんなのFX スワップカレンダー:https://min-fx.jp/market/swap/
- LIGHT FX スワップカレンダー:https://lightfx.jp/market/swap/
- GMOクリック証券 FXネオ スワップポイントカレンダー:https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/swplog/
- ヒロセ通商 LION FX スワップポイント(CSV):https://hirose-fx.co.jp/swap/lionfx_swap.csv
- DMM FX スワップカレンダー:https://fx.dmm.com/fx/service/swapcalendar/
- 外為どっとコム スワップポイントカレンダー(CSV):https://www.gaitame.com/products/nextneo/csv/202610.csv
- トライオートFX スワップポイントカレンダー:https://www.invast.jp/triauto/market/swap-calendar/
- 松井証券 過去のスワップポイント:https://www.matsui.co.jp/fx/market/past-swap/
